国際標準化機構(ISO)の下部組織 「Motion Picture Experts Group」により策定され、名称はそのまま組織名の略称が採用された。
開発のコンセプトとして圧縮率に重点を置かれたフォーマットであり、画像の連続から動く部分だけを検出して保存するなどのアルゴリズムをもつ。
Video-CDなどに利用され、最大解像度は352×240、毎秒30フレームでの再生が可能。圧縮レベルは1枚のCDに約1時間の動画を収録できる程度である。
再生する時は伸長しながら再生が行われる為、低スペックのパソコンではコマ落ちや音飛びが発生した。 しかし平成24年時点では、パソコンのスペックも向上し発展したフォーマットも台頭するなど「.mpg」 からの移行が進んでおり、コンピュータの一時代を支えた同フォーマットは、すでにその役目を終えたと言っても過言ではない状況にある。
同形式に「.mpe」「.mpeg」などがある。
拡張子名の由来
Motion Picture Experts Group
MIME Type
video/mpeg
video/x-mpeg