音楽CDに匹敵するクオリティを持ち、無圧縮の「.wav」に比べサイズが約11分の1になる。主に人間の耳に聞こえづらい周波数帯の音声を間引くことによりデータ圧縮を実現している。
「.mp3」は音声ファイルとしてほぼ世界標準化しており圧倒的なシェアを誇っているが、ドイツのFraunhofer社がライセンスを主張して厳密には個人レベルでも自由に使えなかったり、著作権保護機能がついていないため、「.aac」などの次世代のフォーマットへの移行がユーザーレベルで進んでいる現状がある。
しかし、その圧倒的な普及率は目を見張るものがあり、デジタル音声黎明期から支えた実績により、現在でもデファクト・スタンダードとして君臨している。ほぼ全てのメディアプレイヤーで再生できるといった面も大きな特徴のひとつ。
拡張子名の由来
MPEG-1 Audio Layer-3
MIME Type
audio/mp3
audio/mpg
audio/mpeg
audio/x-mp3
audio/x-mpg
audio/x-mpeg
x-audio/mp3
x-audio/mpg
x-audio/mpeg