ワールド・ワイド・ウェブ上で利用されることを前提に設計されており、Web 3Dコンソーシアムが設立され規格策定を行った後、1994年11月に初期バージョンの「VRML 1.0」がリリースされた。
ファイルは、ヘッダ / コメント / ノード(フィールド) / プロトタイプ / ルートの5つの要素から構成されており、中身はテキスト形式でコンパイルする必要がない。しかし、座標情報などが収録されているので、ファイル容量は当時としては大きくなりがちであった。
閲覧はVRMLブラウザの「Cortona VRML Client」でできるほか、プラグインを導入することで既存のウェブブラウザでも利用できる。しかし、表現能力の限界などの理由から利用者が減少し、次世代仕様として「X3D」が登場したことでその役割は終了した。
イメージ
拡張子名の由来
World File
MIME Type
model/vrml
x-world/x-vrml